転勤族でも、海外からでも…もっと自由に働ける!
オンライン保育園の園長、溝口優花さん。4年間、実際の保育園で働いていましたが、仕事の負担が大きく、一度退職した「潜在保育士」でした。退職後、オンライン保育園の可能性に魅力を感じ、佐々木さんとともに、立ち上げに参加しました。

オンライン保育園 あそぼーたいむ・溝口優花園長「(時間や場所に)縛られずに保育もできたらすごく可能性が広がるなって思った。園で働くだけじゃない多様性ってこれから広がっていくのかなと思います。」
「とんとんとんとん ひげじいさん♪」
利用者だけでなく、保育士も場所を選ばずに、働くことができるのも、この「保育園」の強みです。
神奈川に住む保育士「働く場所を問わないので、転勤族であっても続けることができるので、今の私の働き方としてはすごくぴったりだなと感じています。」
中には、こんな企画もあります。
保育士「How is the weather today?」
女の子「Sunny!」
保育士「Perfect!」

英語を話すこの保育士は、ドイツから参加しています。場所と時間を選ばない、オンラインならではの企画です。
オンラインという特性を生かし、子育てと働き方をもっと自由に、もっと笑顔に。佐々木さんたちの挑戦は続きます。
オンライン保育園 あそぼーたいむ・佐々木美智子代表「保育士さんに見てもらいたいっていうシチュエーションがいっぱいあるんですね、ママとして。オンライン保育園を通して、先生たちの働き方もより自由に、より生き生きと働いてもらえるんじゃないかって思っています。」

先生たちが飽きないようにと工夫を凝らしているので、オンラインでもほとんどの子が50分間、一緒に遊んでいるそうです。
福島県内でも2万人近い「潜在保育士」がいると言われています。保育のニーズが高まる中、こうしたサービスが広がれば、育児も子育ても、より自由になるのではないでしょうか。