8日から、新型コロナが5類に移行されました。きょうは視聴者の皆さんから新型コロナに関する疑問を募集し、このうち一部を山口県医師会の加藤智栄会長に聞きたいと思います。
どこでどう受診?

まずは「季節性インフルエンザと同じ扱いになるということですが、インフルエンザと同じように開業医で診てもらえるのでしょうか?」(SU~さん、50代女性)「インフルエンザとおなじ風邪ととらえても良いのでしようか」(70歳以上男性)
どこで受診できるか、どうやって治療するかといった疑問が多く寄せられました。

加藤会長
「オミクロン株はインフルエンザよりもはるかに感染力が強いので、インフルエンザと同じではありません。感染力が強いですので、開業医の先生も診てくださるんですけども、一般の患者さんと導線を分ける必要があるのと、医療機関によっては時間を限って診療していることがあるので、そのあたり気をつけていただきたい」
入院・治療の費用は?

「入院費は自己負担になるのですか?(ケンさん、60代男性)」
「コロナに感染した場合の、医療費の自己負担割合はどのくらいかかりますか?(ともぴロックさん、40代男性)」
診察費や入院費が自己負担になるということで、心配の声も多くありました。
加藤会長
「コロナの治療薬は、全額公費です。その他は一般の診療になります。ですから検査、解熱の治療とかはみんな保険診療になります」
ワクチン接種は?

「5回目のワクチン接種の申し込み用紙が届きました。受けるべきなのでしょうか(ちびかあちゃん・70歳以上女性)」
「コロナに感染後もワクチンを接種した方が良いですか(まゆっちさん・40代女性)」
ワクチンについて疑問も多く頂きました。
加藤会長
「5回目のワクチン接種もぜひしていただきたいし、感染後のワクチン接種もしていただきたい。ワクチンを打っているとかからないこともあるし、かかっても重症化しません。1回も打ってない方は、オミクロン株でも肺炎を起こしたりしています。私は今度6回目になるんですけども、打つ予定にしてます」
これからの生活は?

「今は入院患者と面会は出来ませんが、5類扱いになってからはどうですか(ハロハロキティーさん、50代女性)」
「マスクや密回避など、感染対策はどの程度行ったらいいですか(しきさん、30代女性)」
今後の生活に関する質問もありました。
加藤会長
「本日をもって、面会は再開になっていると思います。ただ、いろいろな制限がついていますので、各医療機関にあらかじめ電話で問い合わせいただいて、面会していただければと思います。医療機関や高齢者施設では、免疫力が十分ない方がいらっしゃいますので、マスクは着用していただきたい。外など換気の良いところではマスクを外しても大丈夫です。治療を受けて免疫力が弱ってる人はマスクを着用してますけども、そういう人たちへの気遣いも、よろしくお願いいたしたいと思います」














