新型コロナウイルスの感染症法上の分類が8日から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。これに伴い、マスクの着用など感染対策は個人の判断に委ねられることになります。石川県民は、はどのように受け止めているのでしょうか。
街の人は…
「結構前からマスクを外しているところがあったので、それが8日から明らかに外してよいという感じ」
「軽く見ちゃうところもあるけどコロナにかかった時に自分で医療費を負担しなきゃと思ったら気をつけないといけないと思う。」
「5類移行は妥当だと思うある程度大丈夫だなと思う一方で広がってきてかかると嫌だなと思うところがある」
新型コロナの5類引き下げで私たちの生活で変わる主なものをまとめました。

まずは医療提供体制です。石川県内ではこれまで通り472の指定医療機関で診療が行われます。県では今後、段階的に幅広い医療機関で診療できる体制づくりを進めるとしています。
次に医療費です。現在、公費で全額支援し無料となっていますが今後、原則自己負担となります。また、無料となっているワクチン接種については今年度は無料が継続されます。

感染した場合の対応です。感染者や濃厚接触者の外出制限はなくなります。一方、療養期間の目安については季節性インフルエンザ同様厚生労働省が発症翌日からの5日間かつ症状が軽くなってから24時間経過するまでを推奨するとしています。
希惺会ながたクリニック永田理希院長は「まず、コロナがなくなったわけではないという自覚をもとにしっかりと行動してもらう。日本は発熱のみならず風邪症状において無理して仕事することが美学のようにされて来たけど体調が悪い時は5日~
1週間は療養してもらいたい」と話しています。
