5類移行で「緊急事態宣言」「まん防」はもう発令されない

きょう5月8日、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が「2類から5類」に移行されました。国内初の感染確認から3年あまり。「季節性インフルエンザと同じ5類」になったことで、私たちの生活はどう変わるのかお伝えします。

新型コロナの5類移行による大きな変更点の一つは、「国による行動制限がなくなった」ことです。「緊急事態宣言」や「まん延防止措置」は今後発令されず、陽性者や濃厚接触者への「外出自粛要請」も無くなります。

国は感染者の療養期間を、「5日間は外出を控えることを『推奨』」との表現にとどめていて、学校での出席停止期間も5日間に短縮されます。

街の人たちは「5類移行」をどう受け止めている?

けさのJR岡山駅です。行動を判断するのは、「行政」から「個人・会社などの事業者」へと変わりましたが、受け止め方も様々です。

(市民)
「やっと5類になったな、コロナが収まったなって印象ですね」

「めちゃくちゃ厳しくする必要も、もうないのかなって」

「マスクは周りの人が外していたら外す。バスとか電車に乗ったりする時には、引き続きマスクをすると思います」

「本音を言うと、5類になっても治療費とか国に出してもらいたいと言うのもあるんですが、そこは複雑な所ですよね」

「『マスク着用を強制はしない』って会社の方は言っていますけど、おそらく会社戻るとみんなマスクしているを思いますよ」

「政府・政治的に『5類に変わりました』となっていても、身近なところでは『そんな急に変えていいのかな』って」