新型コロナウイルスの分類が、きょうから5類に引き下げられました。
コロナに感染した場合、外出を控えるかどうかは個人の判断に委ねられます。
中澤樹・記者「午前8時をまわりました、JR徳山駅前に来ています。出勤通学する人の姿を見てみますと、マスクを着けている人がほとんどですが、外している人もいる、そんな印象を受けます。きょうから新型コロナは、5類へと移行されます。これまで感染対策が求め続けられてきた生活から大きく一変する、そんな一日でもあります。まちの人は、どのように受け止めているんでしょうか」

会社員「今まで自粛が続いていたところなので、緩和されるとうれしいなと個人的には思いますね。(感染対策を続けながら)当面は様子見をしながらかなとは思います」
医療従事者「マスクは外せないなという感じではあります。今までどおり気をつけていないと。職場に持ち込むわけにはいかない」
感染症法上の新型コロナの分類は、これまで、厳しい感染対策をとることができる「2類相当」とされてきました。
きょうから季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられ、今後コロナに感染した場合、外出を控えるかどうかは個人の判断に委ねられます。
また濃厚接触者の特定についても行わなくなるほか、これまでは無料だった検査や外来での医療費は患者の自己負担が発生します。

周南市では、新型コロナ対策本部会議が開かれました。
藤井律子・周南市長「あらゆる場面で日常を取り戻すことができるよう取り組んで行く必要がありますが、5類移行後もウイルスそのものの感染性や病原性が変わるわけではありません。状況に応じて自主的な感染対策をお願いします」

周南市では、マスクの着用や密の回避などについては、市が一律に求めるのではなく、国の対応にしたがって個人の判断にゆだねるとしています。














