小野茶の産地・宇部市の小野地区で恒例の「お茶まつり」があり、訪れた人が新茶を楽しみました。

「宇部市お茶まつり」は、今回で34回目となります。

会場には新茶や地元農産物の販売ブースが設けられ、新茶を試飲できるコーナーには多くの人が足を止めて今年の新茶の味を確かめていました。
小野茶業組合によりますと、今年の出来は過去15年間で一番ということです。

小野茶業組合・藤田博義組合長「今年は例年になく発育も早く、霜の被害も病害虫の被害もなく、大変きれいな新茶が取れている」

実際に茶園での茶摘みのほか、茶葉をもんだり乾燥させたりする製茶体験も行われ、訪れた家族連れなどが楽しんでいました。

千葉からの帰省客「すごく楽しかった。(お茶を)作っているときに、とても良い匂いがした」
福岡からの家族連れ「来たのは6年ぶり2回目で、6年前もいい思い出だった。家族みんなでできるのもけっこう大事で思い出に残るので、またいつか来たい」

雨の1日となりましたが、訪れた人たちは香ばしいお茶の香りに包まれて連休の最終日を過ごしていました。