ウクライナ侵攻を支持するロシアの作家ザハル・プリレーピン氏が乗った車が爆発し、運転手が死亡。プリレーピン氏もけがをしました。

ロシア西部ニジニ・ノブゴロド州で6日、作家のザハル・プリレーピン氏が乗った車が爆発しました。この爆発で運転手が死亡、プリレーピン氏もけがをして病院に運ばれました。

プリレーピン氏はロシアによるウクライナ侵攻を積極的に支持し、侵攻前にはウクライナ東部で続いていた紛争に参加したこともあるということです。

ロシア連邦捜査委員会はテロ事件として捜査を開始し、事件に関与した疑いで男を拘束したと発表。男が調べに対し「ウクライナの情報機関の指示」だと証言したとしています。

ロシア外務省のザハロワ報道官はSNSで、「アメリカとイギリスに責任がある」と具体的な根拠を示さずに主張しました。

ロシアでは去年8月、プーチン大統領の外交政策にも影響を与えてきたとされる思想家・ドゥーギン氏の娘が乗っていた車が爆発し、死亡したほか、先月にはサンクトペテルブルクのカフェで爆発があり、侵攻を支持してきた軍事ブロガーが死亡しています。