ゴールデンウイーク終盤、宮崎県日南市の観光地「鵜戸神宮」では、鵜戸地区の歴史や民俗を学ぶ講座が開かれました。

この講座は、宮崎県総合博物館が企画したもので、県内の親子連れら13人が参加しました。

鵜戸地区では、鵜戸神宮をはじめ、鵜戸山の岩壁に彫刻された磨崖仏や、尼僧が海岸の石を運んで築いたとされる約800メートルの石段「八丁坂」などが県や市の文化財に指定されています。

参加者たちは、文化財をめぐりながら、つくられた理由や時代背景などについて鵜戸神宮の関係者から説明を受けました。

(参加者)「新たな発見というか全然知らなかったですね、やっぱり歴史があるんだなと思います」「ふだん鵜戸神宮とかには行くんですけどどういう意味があるのか分からず来ていたので話が聞けるのがありがたいということで参加した」

参加者たちは、鵜戸の魅力を再発見していました。