WHO=世界保健機関は、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言を終了すると発表しました。

WHOのテドロス事務局長は5日、「ワクチンや感染により免疫を持つ人が増え、死亡率が低下した」などとして、2020年1月から続いた緊急事態宣言の終了を発表しました。

一方、ウイルスは変異を続けていることから「世界的な健康上の脅威が終わったわけではない」と強調しました。

これまでに世界でおよそ7億6500万人の感染が確認され、およそ692万人が死亡した新型コロナをめぐる対策は、大きな節目を迎えました。