きょう午後、石川県能登地方を震源とした震度6強の地震は、2年以上続く一連の地震活動の中で最大規模となりました。

きょう午後2時42分ごろ、マグニチュード6.5の地震が発生し、石川県珠洲市で震度6強を観測しました。珠洲市では、地震のあと住宅の屋根に上ろうとして転落した65歳の男性が死亡しました。

記者
「一階部分が潰れてしまっています」

また、少なくとも住宅3棟が倒壊し、下敷きになるなどして22人がけがをしました。市内では、神社の鳥居が倒れたり、裏山が崩れたりする被害が相次いでいます。

今回の地震は、2年以上にわたって続いてきた地震活動の中で最大規模で、気象庁は、今後1週間程度、最大震度6強程度の地震に注意するよう呼びかけています。