アメリカのファストフード大手マクドナルドは、ロシアのウクライナ侵攻を踏まえ、ロシア市場から撤退する方針を発表しました。
マクドナルドは16日、声明で、経営的な観点から予見可能な将来に変わるとは思えないとした上で、ウクライナの戦争によって引き起こされた人道的危機を無視することは不可能だと説明しました。
ロイター通信によりますと、ロシアからの撤退に伴い、12億ドルから14億ドル、日本円でおよそ1500億円から1800億円の損失を見込んでいるということです。
マクドナルドは3月、ウクライナ侵攻を受け、ソ連崩壊前の1990年に開店した1号店をはじめ、ロシアの850の地域にある全ての店舗を一時閉鎖していました。
モスクワ市民
「ポテトが好きでした。今はKFCかバーガーキングに行きます」
「とても残念ですが、ロシアは何とかやっていきます」
タス通信によりますと、マクドナルドは複数のロシア企業と事業譲渡の交渉を進めているとし、早ければ6月には新たな名前で営業を再開するとしています。
注目の記事
「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

「別腹」は気のせいじゃない…正体は脳と胃が連動して起こる “生理反応” 食べたい誘惑に打ち勝つ!医師が解説

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常

【全文掲載】高市早苗総理 初の所信表明演説 物価高対策に経済成長、外交・安全保障など詳しい政権運営方針 人口政策・外国人政策も

「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿

「また無くなるのでは」と買い占めも…コメ豊作なのに続く高値「増産」は実現可能なのか?【Bizスクエア】









