新潟県長岡市出身で、世界的な折り紙作家・布施知子さんが、地元で初めての個展が開きました。

まるで絵の具で描いたような幾何学的な模様が見られますが、こちらは何と、一枚の紙を折って作り出されたものです。


こちらの立体的な作品は、折り紙で作った複数のパーツを組み合わせる「ユニット折り」によるものです。


会場の「アオーレ長岡」に、およそ40点の折り紙作品が並ぶ布施知子さんの個展。
布施さんは長岡市与板地域の出身で、独自の作品で「ユニット折り」を世界に広めた折り紙作家です。

地元・長岡での個展開催は今回が初めて。
中でも来場者を驚かせていたのが、こちらの作品『OROCHI』です。

蛇腹の筒状に折った折り紙を40個つなげ、原始の生命体をイメージしたという作品で、かなりの迫力です。

【来場者】
「本当に紙からできているのかと、見入ってしまいました」

【折り紙作家・布施知子さん】
「皆さんが今まで思っている折り紙の世界を変えたい。今まで誰も見たことない世界を感じてほしい」

折り紙作家 布施知子さん

布施さんの個展『Origami布施知子の世界~OROCHI in 長岡~』は、5月13日まで「アオーレ長岡」で開かれています。