■MLB カージナルス 7ー11 エンゼルス(日本時間5日、ブッシュ・スタジアム)
エンゼルス・大谷翔平(28)が敵地でのカージナルス戦に「2番・指名打者」で先発。3打数1安打1得点で打率は.308となった。
前日に投手として7試合目の登板を果たした大谷。第1打席を四球とすると、4対2と2点リードした3回の先頭打者で打席を迎えた。ボールカウント3‐1からカージナルス先発のJ.フラハティ(27)のカットボールをうまくライトに運び、今季最長となる7試合連続安打をマークした。エンゼルスはその後、ヒットと死球で無死満塁となり三塁まで進んだ大谷が5番のJ.ラム(32)のライトへのタイムリーヒットで5点目のホームを踏んだ。この回、打者一巡し、再び打席に入った大谷だったが第3打席は四球だった。
大谷は第4打席を三飛、第5打席を空振り三振に打ち取られ、この日、3打数1安打1得点で打率を.308にあげた。チームは16安打の猛攻を見せ11対7で勝利、今季初の4連勝となった。
WBCで侍ジャパンのメンバーだったカージナルス・L.ヌートバーは「1番・右翼」で出場。第1打席、エンゼルスとの3連戦で初ヒットが生まれ、先制の好機をつくった。第2打席でも中安、第4打席で左安、第5打席を内野安打と自身最多の1試合4安打の活躍を見せた。
あす日本時間6日からはエンゼル・スタジアムに戻って、ア・リーグ1位のレンジャーズと西地区、首位攻防戦を迎える。