3日の“ドローン攻撃”について、ロシアは「プーチン大統領の執務室があるクレムリンをウクライナが狙った」と主張。「ロシア国内の反体制派」の関与や「自作自演」説などが報じられていて、映像からも様々な疑問が浮かび上がってきました。
ロシアは「テロ行為を決定するのは、ワシントン」と主張

ロシア大統領府・クレムリン。日本時間、5月3日夜、突如公開された映像には、上空を飛行する物体がクレムリンに接近し、爆発する様子が映っています。ロシア大統領府は…
ロシア大統領府
「3日未明ウクライナがドローン2機で、クレムリンへの攻撃を試みた」
「ゼレンスキー政権によるテロ行為」だとして、「必要な報復措置を取る権利がある」と主張。さらに、4日になって…

ロシア大統領府(4日)
「こうしたテロ行為を決定するのは、ワシントンだと知っている。ウクライナはそれに従っているだけだ」
“アメリカの指示”のもとで攻撃が行われた、と主張しました。これに先立ち、アメリカ政府は…

アメリカ ブリンケン国務長官(3日)
「報道は把握していますが確認はできません。単純にわからないのです。ただロシア政府から出てくる情報については、とても大きな疑いを持って受け止めるようにしています」
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は関与を全面否定。

ウクライナ ゼレンスキー大統領(3日)
「我々はプーチンもモスクワも、攻撃はしていない。自国の領土で戦い、村や町を守っている」