応募は16校…グランプリに輝いたのは
4月29日、東京都江東区で開かれた「全国漬物グランプリ」の表彰式。学生部門に応募したのは16校で、既に審査は終えられていて、この日が結果発表です。会場には大阪偕星学園高校キムチ部の姿がありました。
(キムチ部・部長 栗川大輝くん)
「めっちゃ緊張します。きのうの夜からずっと緊張して寝られへんかったから…」
グランプリに輝くのは1校のみ。
【結果発表の様子】
「それでは早速、結果発表にうつらせていただきます」
いよいよ発表。グランプリの表彰は一番最後ですが…。
【結果発表の様子】
「1作品目は福島県立白河実業高校、2作品目は…」
キムチ部の名前はなかなか呼ばれません。残すは準グランプリとグランプリだけ。先生たちも固唾を呑んで見守ります。
【結果発表の様子】
「準グランプリは…山口大学教育学部附属光中学校」
呼ばれたのは別の学校でした。
(栗川大輝くん)「ちょっと、まってまってまって…」
(顧問 太田尚樹専務)「え、そういうことですよね?これで…」
(顧問 牧井美帆先生)「決まりなんですよね」
そしてついに、その時が。
(全日本漬物協同組合連合会 野崎伸一会長)
「漬物グランプリ2023学生の部、グランプリは…大阪偕星学園高等学校。代表・栗川大輝さんの『×キムチ』です。おめでとうございます」
夢にまで描いていたグランプリ受賞。キムチ部の大きな目標が達成された瞬間です。
(キムチ部・部長 栗川大輝くん)
「人生でトップレベルでうれしいことでした。みんなのおかげでグランプリがとれたのは本当にありがたいかぎりです。ありがとうございます」
初出場での優勝を果たしたキムチ部。今後の活躍からも目が離せません。