山形県置賜地域の3市5町とNTT東日本が2日、災害に強いまちづくりを連携して行っていくための協定を結びました。
去年の夏、置賜地域では、飯豊町を中心に豪雨災害に見舞われました。

これを受け、置賜地域の3市5町では、2日、防災力強化を目指しNTT東日本と協定を結びました。

協定の主なものは、NTTが情報通信技術を持つ人材を各自治体に派遣し共同で防災計画を作ること、災害時、NTTの局舎を避難所として活用すること、地域での防災訓練に協力すること、などとなっています。
3市5町とNTTでは、将来的には、災害時の河川の遠隔監視や、地域内で必要な人員や物資、情報を共有することなどを目指すということです。
NTT東日本株式会社・渡会俊輔山形市店長「非常に大きな災害が多発していて各自治体の個別の対応では限界があるということで、弊社の技術や局舎を活用し市民の皆さまの健康や財産を守れるような防災対策につなげていければと思っている」
複数の自治体が、NTT東日本と広域的な地域防災の協定を結ぶのは全国で初めてだということです。














