警察官をかたるうその電話で山陽小野田市の高齢女性がキャッシュカード3枚をだまし取られ、100万円を引き出される被害に遭いました。

警察によると5月1日、山陽小野田市の70代の女性の家に山陽小野田署の警察官を名乗る女から

「ご主人の口座が詐欺に使われている」「奥さんのキャッシュカードの暗証番号を変更しなければならない」などと電話がありました。

女性はその後、自宅に来た警察官を名乗る男に暗証番号を教えるよう言われ、キャッシュカード3枚をすり替えられて、だまし取られました。

その日のうちに、山陽小野田市と宇部市のコンビニのATMからあわせて100万円が引き出されていたということです。

山口県内では、4月にも防府市の80代の女性が3050万円をだまし取られたことが分かるなど、うそ電話詐欺の被害が相次いでいます。

県警は「不審な電話があったときは詐欺を疑い、まずは警察や家族に相談を」と注意を呼びかけています。