ゴールデンウィークは後半に突入しました。
山口県下関市で、「しものせき海峡まつり」が4年ぶりにコロナ前のかたちで始まりました。

「しものせき海峡まつり」は呼び物の先帝祭があり4年ぶりに市内を練り歩く上臈道中が行われました。

まつりは、源氏と平家の最後の戦い、「壇ノ浦の合戦」に由来します。

8歳で亡くなった安徳帝の霊を慰めるため、遊女に身を落とした平家の女官が命日にお参りしたのが始まりとされます。しものせき海峡まつりは2020年はコロナの影響で中止され、その後、規模を縮小して開かれていましたが今年、4年ぶりに上臈道中などが復活しました。

沿道には多くの見物客が訪れ絢爛豪華な衣装を身にまとった5人の太夫の姿を写真におさめていました。

太夫らは、稚児や警固らを従え安徳帝をまつる赤間神宮を目指し、午後1時からは祭りのクライマックスとなる上臈参拝が行われます。