子どもたちの登下校を見守ってくれる地域の人に防府市の中関小学校の児童が感謝を伝えました。

中関小学校の校庭に並んだのは、毎日の登下校時の付き添いや横断歩道で児童の安全な通行を見守る活動をしている、地域の3団体です。

720人ほどの全校児童が集まり、児童の代表が、感謝の気持ちを伝えました。

児童代表 吉冨斗惟さん
「おはようございます、いってらっしゃいとあいさつをしてもらえると、とても気持ちがよく、なんだか幸せな気分で学校に通うことができます」

会が終わると、4年生と地域の人が体育館に集まって地図を見ながら地域のどこに危険があるかなどを学びました。

児童
「いっぱい質問とかを聞いてくれて、答えてくれてうれしかった」
「教えてもらわないとできなかったと思うので、ちゃんと次からはやりたいと思ってます」

地域の人は登下校の見守りだけでなく、校外学習などに付き添うこともあるそうで、児童の成長を支える存在です。

中関地域みまわり隊 太田秀信会長
「子どもさんに会えるのが1つの楽しみですよね。あいさつもあれば、笑顔もあればということで、その楽しみを1つの自分たちの生きがいといいますかね」

子どもは「地域の宝物」。

「まちの子はみんな我が子」。

そんな思いで活動する大人たちの助けを借りて児童は安心・安全に学校へと通います。