ロシアによる侵攻が続くウクライナのゼレンスキー大統領は、近く始まるとみられている反転攻勢に自信を示すとともに、西側諸国による軍事支援が鍵を握ると改めて訴えました。

これはフィンランドの公共放送が報じたもので、ゼレンスキー大統領は首都キーウで複数の北欧メディアのインタビューに答えました。

ゼレンスキー氏は反転攻勢について時期は明かさなかったものの計画していることを認め、ロシア軍を撃退し、ロシアが一方的に併合したクリミア半島も奪還することができると信じていると強調しました。

ただ、「できるだけ多くの命を救いたい。そのためには武器の数が重要だ」として、反転攻勢の成功は西側諸国の軍事支援にかかっていると訴えています。

また、「ロシア軍は日に日に士気を失い、我々を恐れている」と指摘した一方、侵攻が数年、もしくは数十年続く可能性があるとも警告。軍事支援の継続を繰り返し訴えました。