5月1日は、労働者の祭典「メーデー」です。
宮崎市では賃金の引き上げなど労働条件の改善を求めて、連合宮崎の集会が開かれました。

宮崎市のこどものくにで行われたメーデー集会には、県内の労働組合員らおよそ850人が参加しました。

集会ではまず、連合宮崎の中川育江会長が、「すべての働く仲間とつながり、一歩一歩ともに前進して頑張りましょう」とあいさつしました。

このあとコロナ禍や物価高から暮らしを守るため、持続的な賃上げや働く人の待遇改善に取り組み、誰ひとり取り残されない社会を目指すとするメーデー宣言を採択しました。

連合宮崎によりますと、今年の春闘では3月までの平均妥結額が9078円と昨年より4.71%上回り、これまでで最高の妥結額になっているということです。

連合宮崎では賃上げについて中央組織の「連合」が掲げている目標と同じ「5%程度」を目指し、9月まで続く春闘に取り組んでいきたいとしています。