ロシア側による攻撃が続くなか、南東部マリウポリでは非人道的兵器が使われた可能性が指摘されています。一方で、ロシア軍についてイギリス国防省は侵攻開始以降、兵力の3分の1を失ったと分析しています。
マリウポリ市長の顧問が15日にSNSに投稿したアゾフスタリ製鉄所とする映像。市長の顧問は、ロシア軍が深刻なやけどをもたらすなどし、非人道的とされる「白リン弾」か「焼夷弾」で攻撃した可能性があると指摘しています。
被害状況などは分かっていませんが、製鉄所の内部には負傷者を含む多くの戦闘員が残っているとされています。
一方、イギリス国防省はロシア軍について、制圧を目指す東部ドンバス地方で「勢いを失い、作戦の予定が大幅に遅れている」と指摘。また、この1か月で実質的な領土の獲得はできておらず、ウクライナ侵攻以降、地上戦力の3分の1を失ったと分析しています。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「占領者は自分たちが行き詰まっていることも、いわゆる“特別作戦”がすでに失敗しているということも認めたくないのだ」
ゼレンスキー大統領は15日も東部や西部で攻撃があったと明らかにしつつも、ウクライナの人々がロシアに現実を完全に分からせる時が必ずくるだろうと強調しました。
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