盛岡市の住宅メーカーから防災をテーマにした世界地図が岩手県内の小学5年生全員に贈られることになり、28日贈呈式が行われました。

 贈呈される「防災を学ぶ世界地図」には、国の名前や国旗に加えて、過去に起きた巨大地震の記録や「あわてて外に飛び出さない」など災害時に取るべき行動が書かれています。きょうは岩手県内各市町村を代表して矢巾町で贈呈式が行われ、盛岡市の住宅メーカーシリウスの藤原淳専務から矢巾町の高橋昌造町長に町内の5年生約260人分の地図の一部が手渡されました。藤原専務は「地図を活用し災害に関心を持ちグローバルな視点を持つきっかけにしてほしい」と述べました。この世界地図はこのあと、各市町村を通じて岩手県内すべての小学5年生に贈られます。