新型コロナの5類移行が正式決定されたことを受け、28日、鳥取県鳥取市と島根県松江市では、それぞれ今後の対応などを改めて確認しました。
深澤義彦 鳥取市長
「完全に収束するという状況には至っていないので、これからも様々な対応が求められると思います」
鳥取市ではこれまで継続していた職員のマスク着用について、個人の判断を基本としますが、高齢者に対応する際など、配慮が必要な場合は、引き続き着用します。
また庁舎内の体温測定器や消毒液の設置などの対策は、当面継続するということです。
中止されている市立病院の入院患者への面会は、5月中旬から条件付きで緩和されます。
一方、松江市では・・・
松江市 上定昭仁市長
「手洗い換気を励行し三密を回避する、体調の優れない時は外出を控えるといった基本的な感染症対策を日常習慣として取り組んで参りましょう」
松江市でも、5類移行に伴い、感染症対策は「個人の判断にゆだねる」としましたが、医療機関や高齢者施設など場面に応じた配慮を呼びかけました。
また、市教委は「個人の判断では学校現場で混乱を招く可能性がある」として、
「体調の優れない児童などを除き、基本的にはマスクを外して活動することを考えている」ということです。