去年8月の大雨で被災したJR米坂線について、吉村知事は、早期復旧に向けて対応を検討するとしながらも、山形県の費用負担については、明言を避けました。
吉村知事「災害からの復旧が大事。新潟県とも相談しながら対応を考えたい」
米沢市と新潟県を結ぶJR米坂線は、去年8月の大雨で飯豊町の橋梁が崩落するなどの被害を受け、新潟県の坂町駅から長井市の今泉駅の間で運休が続いています。
路線の復旧について、JRはおよそ86億円、工期は5年程度かかるという試算を出していて、単独での費用負担は難しいとの考えを示しています。
吉村知事は27日の定例会見で、沿線自治体と連携し、引き続き政府やJRに早期復旧を求めていくとした上で。
吉村知事「ベストはJR東日本からの復旧をお願いしたい。災害なので政府からの支援もあるのではと思う」
一方、県の費用負担については明言を避け、JRが予定しているという沿線自治体への説明を聞いた上で、今後の対応を検討するとしています。














