国内最古のプラネタリウムが人気だった山口県宇部市の勤労青少年会館が、老朽化のため閉館することになりました。

篠崎圭二・宇部市長
「勤労青少年会館につきまして令和5年5月以降も利用を停止し、閉館・解体に向けて手続きを進めていくことと決定を致しました」

宇部市勤労青少年会館は1967年(昭和42年)建設で、市民活動や学生の学習の場として利用されたほか、稼働する国内最古のプラネタリウムが人気でした。

しかし、耐震性がなく老朽化も進んだことから、2025年度末までに廃止される予定でした。
今年2月に外壁の一部が落下したため今月30日まで臨時休館中で、そのまま利用が停止されます。

篠崎圭二・宇部市長
「本当に市民に愛され、使ってきた建物でありますので、最後、特にその中でも特徴的であるプラネタリウム、そういうところで“さよならプラネタリウム”といった企画をしてですねこの建物にお別れしたいと思ってます」

今後、建物の解体や敷地の売却を進めていくことにしています。