青森県鰺ヶ沢町で人気の秋田犬(いぬ)=「ちょめ」が鰺ヶ沢駅の観光主任を任されることになりました。ぶさいくだけどかわいい、ブサカワ犬として有名な「わさお」の養女が愛くるしく訪れた人たちを出迎えます。
白く長い毛をフワフワとなびかせて、駅員の帽子をかぶるのは秋田犬の「ちょめ」です。24日、鰺ヶ沢町で駅の観光主任の委嘱状が交付されました。ちょめはブサカワ犬として全国でも有名になった「わさお」の養女で、わさお亡きいま、そのあとを継いで町内にあるイカ焼き店の看板「娘」として活躍しています。
※JR五所川原駅 山本 陽 駅長
「わさおの影響もあって知名度が高いと思うので、ちょめを観光の目的にするお客さまも増えると思うので期待している」
これまで町の活性化のために観光駅長見習いや営業主任を歴任。観光主任としては2年目を迎えることになります。さっそく鰺ヶ沢駅に停車するリゾートしらかみをお出迎え。堂々とした様子で写真撮影に応じるなどしました。
※わさおプロジェクト 工藤 健 代表
「いつも通りの様子だが帽子の被り方が上手になったと思う。まだ伸びしろがあるなと。今後に期待ですね。」
ちょめは2023年3月まで観光主任として鰺ヶ沢駅での列車の出迎えのほか、イベントに参加するなどして町の観光を盛り上げます。