■MLB エンゼルス 8ー11 ロイヤルズ(日本時間23日、エンゼル・スタジアム)
エンゼルス・大谷翔平(28)が本拠地のロイヤルズ戦に6試合ぶりに「3番・DH」で先発出場。5打数無安打、2試合ぶりのノーヒットに終わった。
前日(日本時間22日)、今季3勝目を挙げたエンゼルス・大谷。今季、登板翌日は12打数5安打で打率.417、1本塁打と好調。1回の第1打席、メジャー通算223勝の大ベテラン、ロイヤルズ先発、Z.グリンキー(39)と対戦。ファーストストライクを狙い1球目から打っていったが143キロのストレートを捉えきれず。カウント2-2から5球目、真ん中高め126キロのスライダーにタイミングが合わずレフトフライに倒れた。
3回の第2打席は2死一、三塁のチャンス。カウント1-0から外角低め140キロのチェンジアップを引っかけてセカンドゴロ。ベテランの高低を使ったピッチングに2打席とも抑えられた。
2-3と1点を追う5回、1死一塁で2番・M.トラウト(31)が今季4号の逆転の2ランホームラン。いい流れで迎えた大谷の第3打席、グリンキーとの3度目の対戦、メジャー20年目の大ベテランはストレート、シンカー、スライダー、カットボールと全ての球種で大谷に狙い球を絞らせない。カウント3-2からの7球目、144キロのストレートを振り抜いたがやや差し込まれセンターフライに打ち取られた。
7回、大谷の第4打席は「人類最速170キロ」をマークしたA.チャップマン(35)と対戦。1球目、164キロのストレートをファウル、スピードに負けずしっかりファーストストライクを狙った。2球目は146キロのスライダー、完全にタイミングを外されショートフライに倒れた。大谷は5打数無安打で2試合ぶりのノーヒット、エンゼルスは8-6と2点リードの9回、J.キハーダ(27)が3点を奪われるなど逆転負けとなった。