■MLB レンジャーズ 18ー3 アスレチックス(日本時間23日、グローブライフ・フィールド)
アスレチックス・藤浪晋太郎(28)がレンジャーズ戦に先発。2回1/3を投げ72球、被安打7、奪三振2、四死球4、失点8、開幕から4連敗で防御率は14.40となった。
前回は7回途中3失点と好投も3連敗となったアスレチックス・藤浪、ア・リーグ西地区首位のレンジャーズが相手。1回に2点を先制してもらった立ち上がり、先頭打者に四球を与えたが3番・N.ロウ(27)には外角低め、161キロのストレートで見逃し三振と素晴らしいボールを投げた。2死から迎えるは4番・A.ガルシア(30)、1球目のスライダーが甘く入りレフトスタンドへ同点2ランを浴びた。
2回には1死三塁のピンチを招くと1番・セミエン(32)をカウント2-2と追い込みながら勝負球のスプリットを4球ファウルされて苦戦すると10球目、この打席で初めて投げたスライダーを捉えられレフト前へ勝ち越しタイムリー。
さらに2死一、二塁で1打席目にホームランを打たれた4番・ガルシア、1球目の155キロのストレートが抜けてデッドボール。これにはガルシアが怒りを表した。2死満塁にすると5番・J.ヤン(25)にはスプリットをレフト前へ2点タイムリー、6番・J.ハイム(27)には右中間へ2点タイムリー2ベースとこの回、5失点と試合を崩してしまった。
3回、先頭打者に四球を与え、続く打者の3球目でワイルドピッチ、藤浪は立ち直るきっかけをつかめず、3回途中で72球、被安打7、奪三振2、四死球4、失点8で降板。開幕から4連敗とメジャー初勝利とはいかなかった。