保育者を目指す学生が保育施設の職員と触れ合い学ぶ機会を増やそうと、金沢市では22日、現役の学生による任意団体が設立されました。

任意団体「ほいっぽ」は、金城大学・北陸学院大学・星稜大学で保育について学ぶ、3年生から4年生の男女11人が立ち上げました。金沢市では22日にキックオフミーティングが開かれ、県内の保育に関わる民間団体の関係者ら20人を前に学生らが設立の経緯や今後の活動などを説明しました。

保育者をめざす学生連絡協議会「ほいっぽ」・吉本春香さん
「現場に行く機会がなかなか無い中で、保育士に本当に合っているのかなという悩みがあったりとか、保育士は本当に素敵な仕事なんだよというのを学生に思ってもらえるように一緒に学び合えるようにしたい」

団体では今後、高校生が1泊2日で保育について学ぶ「たまごプロジェクト」や、大学生が実際に働く保育士と意見交換が出来るイベントなどを開催する予定だということです。