来年春の北陸新幹線敦賀延伸を見据え、石川と福井の県境にある、あわら市に地元の食や文化を発信する道の駅「蓮如の里あわら」が22日、オープンしました。
道の駅は、蓮如上人に縁が深い福井県あわら市吉崎の国道305号沿いに新たな観光や地域振興の拠点として総事業費およそ7億円で整備されました。オープニングセレモニーには福井県の杉本知事やあわら市の森市長らが出席しテープカットをしてオープンを祝いました。
道の駅には地元の新鮮な野菜やくだものを販売する農産物特売所や福井や石川の土産物や伝統工芸品を販売するコーナーが設けられています。このほか飲食のコーナーには地元の食材などを活用したスイーツや報恩講料理からヒントを得た料理などが楽しめるということです。
道の駅「蓮如の里あわら」大俵美穂 駅長
「加賀温泉と芦原温泉をつなぐ真ん中あたりになるので、立ち寄りの場所として最後にうちに帰る前にこちらでお土産を買って帰る施設になれればなと思う」
また、周辺にコンビニなどがないことから日用品のコーナーも設けられ地域の人たちが集えるような場所を目指しています。駅のスタッフは社長ら23人の内、21人が女性で女性目線の道の駅づくりに努めたいとしています。