特殊詐欺被害が相次ぐ中、21日、山形県長井市のコンビニエンスストアで被害防止に向けた訓練が行われました。電子マネーをだまし取られないためのポイントは?
訓練は、警察官が高額の電子マネーを購入する客に扮し、詐欺被害に遭っていないかコンビニの店員が確認するとの想定で行われました。
警察によりますと、今年、山形県内で発生した特殊詐欺被害は先月末までに8件で、このうち、電子マネーをだまし取られたのは半数の4件。被害額は、179万円にのぼっています。
警察では電子マネーの購入額が10万円を超えたり、1日に2回以上買ったりする場合は、詐欺被害に遭っている可能性が高いとしています。
被害を防ぐために有効なのが、レジでの声がけです。

従業員「初めて電子マネー購入されますか?」
客「きょうはじめて。10万円分買って削って番号見せろって言われた」
従業員「詐欺にあわれている可能性が高いので警察のほうに相談した方がいい」
このように、アンケート形式で質問していくことで、詐欺に遭っているかどうか、見えてくるということです。
コンビニの店員・梅津愛美さん「(新年度になり)学生さんたちもたくさんはいってくるので若い子たちにもわかるように指導していきたい」
長井警察署舟山雄一生活安全課長「被害にあわれている方は気が動転して冷静な判断ができない場合もありますが一人で悩まないで家族や知り合いまた警察に相談していただければ」














