蔵王連峰を越えて山形と宮城をつなぐ山岳道路、蔵王エコーライン。
21日冬場の閉鎖を終え、開通しました。

去年11月から15.2キロの区間が冬期間の閉鎖に入っていた蔵王エコーライン。


先月中旬から除雪作業が行われ、21日、開通の日を迎えました。

蔵王エコーラインは、山形、宮城を結ぶ山岳観光のメインルートとして親しまれていて、21日は両県の知事らが集まり通行の安全が祈願されました。

待ちに待った開通初日、さっそく利用したドライバーは・・・

宮城から「実家が山形なので、ここを下っていくコースで走ることは案外あります」

晴れていれば美しい景色が望めますが、21日朝は強風と濃い霧であいにくの天候となり、残念がるドライバーも。

神奈川から「ツーリングですね。お釜に行こうと思って来たんですけど、こんな天気で残念でした。また良い天気の時に来たいですね」

こちらは蔵王温泉です。

コロナ禍が落ち着き、観光客が戻りつつあります。そんな中迎えた、蔵王エコーラインの開通に・・・

しばママのお店・斯波郁子さん「開通することによってもっと(県外の人が)手短に来れるようになるので、グリーンシーズンの時は山を散策する人などもっと増えてくれるといいと思います」

来月8日には新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に引き下げられます。

蔵王エコーラインの開通が、県外客を呼び込む追い風になるか、期待が高まります。