山形県寒河江市に、身体に障がいがある人でも気軽に温泉を楽しめる市民浴場が完成し、20日、報道陣に公開されました。より多くの人が利用できるよう工夫が施されています。

山形県寒河江市島に完成したのは、日帰り温泉施設「湯るりさがえ」です。

長年、多くの人たちに親しまれてきたという市民浴場が老朽化で先月末で閉館したことを受け、市がおよそ10億4000万円をかけて新たに建設しました。

広々としたつくりの浴場では、琥珀色が特徴の温泉を源泉掛け流しで、ゆったりと浸かることができ、以前はなかったサウナも作られました。


さらに。

寒河江市市民浴場湯るりさがえ・須貝雅人支配人「こちらの島の湯は、車イスの人でも利用しやすいように段差がついています」


こちらは障がいがある人専用の福祉風呂。

車イスから降りて入れるようバリアフリーになっていて、身体に障がいのある人でも介助人と一緒に気軽に利用してほしいとしています。

寒河江市市民浴場湯るりさがえ・須貝雅人支配人「基本的には高温の湯と中温の湯と水風呂、サウナがありますので皆さんで、ご家族連れで楽しんで楽しんでほしいという空間ですのでより多くの人たちに来館してほしい」

「湯るりさがえ」は、28日にオープンし、入浴客には、オリジナルタオルがプレゼントされるということです。