ウナギの水揚げが減少している青森県東北町の小川原湖で19日、資源を維持して今後も漁を続けられるよう漁協の職員が幼魚を放流しました。

かつて天然ウナギの国内有数の産地として知られていた小川原湖。水揚げ量は1970年代には100トン近くを誇り日本一と言われましたが、2019年度には100分の1以下の700キロにまで減りました。

このため東北町の小川原湖漁協は資源を維持しようと毎年ウナギの幼魚の放流を行っていて、19日は宮崎県や九州地方から取り寄せた体長30センチほどのウナギの幼魚約1600匹を魚が住みやすいと言われている水深5メートルほどの場所に5か所に分けて放流しました。放流したウナギは1~2年ほどで食用に適した大きさに育ちます。

※小川原湖漁協指導課 蛯名 秀樹課長
「何とか資源が稚魚放流で増えることを願っています。天然のウナギを食べられる飲食店がたくさんあるので、ぜひ消費者の皆さんには東北町にきていただいて、たくさんウナギを食べていただきたい」

小川原湖のウナギ漁は6月1日から9月30日まで行われ、漁協は体長40センチに満たないものは湖に戻して資源保護に努めます。