コロナで受け入れを停止していた国際クルーズ船が3年半ぶりに寄港しました。

フランス船籍の客船「ル・ソレアル」が山口県萩市に寄港し、歓迎のセレモニーがありました。
萩市に寄港したのは乗客220人を乗せたフランスのクルーズ船「ル・ソレアル」です。


コロナで中止されていた国際クルーズ船の受け入れが去年11月に再開されて以降
山口県内に初めての寄港で、2019年10月の下関港以来およそ3年半ぶりです。

船は沖合に停泊し、乗客はボートで上陸しました。

萩光塩学院高校の生徒が夏みかんの菓子をプレゼントしてもてなしました。


乗船客「カナダ、モントリオール」
生徒「萩で何が楽しみですか」
乗船客「古い町並みを訪れ萩の文化をもっと知りたい」


歓迎セレモニーでは、クルーズ会社の関係者に花束や記念品が渡され、
萩光塩学院高校の生徒が萩の歴史や自然などについて英語で紹介しました。

「ル・ソレアル」は、4月12日に北海道の小樽を出港し、
11泊12日の日程で日本や韓国を巡ります。

萩市観光課 藤田将一課長
「ようやくコロナも落ち着きを取り戻してインバウンドも
本格的に始まったということで萩もPRをどんどんしていって
国の内外問わず萩に来ていただけるように努力していきたいと思っています」


山口県によりますと今年は萩や宇部、下関で13隻のクルーズ船を
受け入れる計画ということです。