東京23区の賃貸マンションの平均家賃が過去最高になっていることが分かりました。
新築分譲マンションの価格高騰が要因の1つとされていますが、分譲も賃貸も家賃が高くなっている中、引っ越しのポイントについて解説します。

23区で賃貸価格も急上昇

良原安美キャスター:
東京23区では新築の分譲マンションの価格の高騰に伴って、賃貸マンションの家賃も高騰しているのです。

【東京23区 賃貸マンションの平均家賃】アットホーム調べ
▼単身者向き…2022年2月と比べ2023年2月は2000円ほど上昇
▼カップル向き・ファミリー向き・大型ファミリー向き…平均家賃は過去最高額

さらに上がっているのは家賃だけではありません。光熱費も高くなっています。

【2023年2月の都内2人以上の世帯の光熱費】総務省統計局 家計調査
電気代:1万5614円(前年比+2788円
ガス代:1万695円(前年比+1929円

これにはSNSでも…
「給料上がらないのに、電気代・ガス代・家賃まで理不尽すぎる」や「東京家賃高すぎ。ガチめに来年あたり他の県住もうかな」といった声も。都内は食費も高いですし本当にお金がかかりますよね。

ホラン千秋キャスター:
10年前から比べて2倍近くになっていると言われると、ものすごい勢いで不動産って上がっているのですね。

厚切りジェイソンさん(IT企業役員/お笑いタレント):
あがっていますね。でも給料が倍になっていないから、実際に格差が広がっていくと思いますよ。"不動産が買える人"と"買えなかった人"がどんどん格差が広がっていくので、どうしたらいいのでしょうか。結局、給料を上げるしかないと思うのですけど。

日比麻音子キャスター:
(不動産)購入を見送る人が多い、ということですけど、見送った先はあるのですか。

厚切りジェイソン氏:
(購入を)見送って10年待つことによって、今度は倍払わないといけないから、その間、ずっとただただ現金持っていたら、(購入が)遠くなっただけなんですよ。だから、「自分に合っている計画」を考えないといけないんですけどね。給料と支出を見直して、計画を作って、どういう家とか、どういう住み方にしたいのかを、もしかしたら、早めに計画した方がいいかもしれない。実行に進んでいけば、もしかしたら実現できるかもしれない。待っているだけだと、どんどん悪化していく