軽井沢で開かれているG7外相会合は、最終日のきょうは核軍縮などがテーマとなり、先ほどすべての議論を終えました。現地から中継です。

3日間にわたり行われたG7外相会合ですが、最後のテーマに選んだのは核軍縮・不拡散で、議長国の日本は来月のG7広島サミットに議論を繋げたい考えです。

日本はアジアで唯一のG7メンバーということもあり、中国や北朝鮮問題などインド太平洋地域の諸課題を主要なテーマとして議論を進めてきました。

3日間にわたる協議では、インド太平洋やウクライナ情勢などをめぐり、G7各国が結束していくことや、存在感を増す「グローバルサウス」と呼ばれる新興国・途上国との協力を強化することで一致しています。

先ほど、最後のテーマとなった核軍縮・不拡散の協議が終わり、「核兵器のない世界」に向けた道筋についても議論されたものとみられます。

林外務大臣は間もなく議長国会見を行いますが、このあと取りまとめる共同声明は、来月のG7広島サミットに繋がるものにしたい考えです。