交流64年目のことしも届きました。


山口県下関市の小学校に、福岡県北九州市の小学校からタケノコが贈られました。

下関市の吉母小学校にタケノコを贈ったのは北九州市の合馬小学校です。


両校は1959年に合馬小の児童たちが下関に海水浴に来たとき、
吉母小で雨宿りをしたことがきっかけで交流が始まりました。

海が近くにある吉母小と山がある合馬小。


「海の子と山の子」交流と名付けられた関係は、
60年以上続く恒例行事となっていて、毎年、春には合馬でとれたタケノコが
吉母小に届けられます。


ことしは例年に比べて収穫量が少なかったそうですが、
タケノコ122本、およそ250キロのタケノコが贈られました。


吉母小学校の児童代表
「私は、タケノコの煮物が好きなので、食べるのが楽しみです」

タケノコは子どもたちが持ち帰るほか、
地域の人にも配られそれぞれの家庭で味わいます。


2年男子児童
「(タケノコは)重かったです。
(どのようにして食べたいですか)タケノコごはんにして食べたいです」


4月28日には吉母小の全校児童8人が合馬小を訪れて交流する予定です。