統一地方選挙後半戦となる大分市長選は新人の足立信也さんが無投票当選し、少子化対策への意気込みなどを語りました。
16日告示された大分市長選挙では元参議院議員で無所属・新人の足立信也さんのほかに立候補の届け出はなく、足立さんが無投票当選を果たしました。大分市長選で無投票となったのは72年ぶりで、市長の交代は8年ぶりです。
(大分市長に初当選した足立信也さん)「新人の無投票は初めてだと思うが、私自身が負い目を感じることは全くない。それだけ準備をされてきた人がいなかったという認識」
当選から一夜明け、足立さんは改めて少子化対策や地域の特性を生かしたまちづくりに取り組む考えを示しました。今後は市の幹部と協議し、中学生の給食費の無償化などの実現に向け具体的な検討に入るとしています。
(足立信也さん)「主張していたことをいかに具現化するか、妊娠から高等教育終わるまでいろいろ支援策ができると思っているのでこれにとりくみたい」
一方、別府市長選には届け出順に無所属で現職の長野恭紘さん(48)と無所属で新人の小手川裕市さん(55)の2人が立候補しています。