統一地方選挙の後半戦が16日から始まり、大分市長選は新人の足立信也さんが無投票で当選しました。別府市長選は現職と新人の一騎打ちとなっています。
8年ぶりに新たなリーダーが決まる大分市長選には無所属で新人の足立信也さんが立候補。午後5時までにほかの候補者が現れなかったため、72年ぶりとなる無投票での初当選が決まりました。足立さんは中学生の給食費の無料化をはじめ、少子化対策を中心とした新たな市政のビジョンを掲げています。
一方、任期満了に伴う別府市長選については届け出順に無所属で現職の長野恭紘さん(48)と、無所属で新人の小手川裕市さん(55)の2人が立候補しました。別府市長選は当初、現職の長野さんが無投票で3選する公算が大きくなっていましたが、告示の5日前に小手川さんが出馬を表明したため、8年ぶりの選挙戦に突入しました。
16日はこのほか、別府市や中津市など6つの市議会議員選挙と大分市議の補欠選挙も告示され、杵築市議選は定数と同数の立候補者が無投票当選となりました。