ゴミ拾いをスポーツとして競い合う「スポGOMI」のイベントが、15日朝金沢市で開かれ、参加者らは楽しみながらゴミを拾っていました。

「ゴミ拾いは、スポーツだ!」

制限時間内に拾ったゴミの量などを競い合う競技「スポGOMI」
金沢市で開かれたイベントには県内から36チーム、約150人が参加し、犀川の周辺に落ちているごみを分別しながら拾っていきました。

主催したランニングステーションるるの藤橋由希子店長は「ゴミ拾いはボランティア活動でちょっと特別な活動と認識している人が多いと思うが、ゴミ拾いは楽しいんだということと、ゴミを捨てないとかきれいな環境を守るという意識がみんなの中に芽生えたらいいな。海外でも6カ国、他の国でもやっているということもあり、国外でも全国でも盛り上がっている」とコメントしていました。

主催者によりますと、ことし11月には各国の予選を勝ち抜いた代表チームによるスポGOMIワールドカップが初めて開催される予定だということで、いまやゴミ拾いは「社会奉仕活動」から「競技」へと価値観が変わってきているようです。