流出したアメリカ政府の機密文書をめぐり、中国がロシアに対し武器を提供することを承認したという情報をアメリカメディアが報じました。

アメリカのワシントンポスト紙は13日、SNS上に流出したアメリカ政府の機密文書に中国がロシアに武器の提供を行うことを承認したとの情報が含まれていたと報じました。

文書はアメリカがロシアのSVR=対外情報庁を傍受して作成されたとしており、中国の中央軍事委員会が武器の「段階的な提供を承認」したとしています。

また、中国は提供を秘密裏に進めることを望み、軍備品を民間のものとして偽装しようとしていたということです。

一方で中国の秦剛外相は14日の会見で、「紛争当事者に武器を提供することはない」と疑惑を否定しています。