山口県岩国市が管理する温浴施設「スパ・サンライズ」で、基準の17倍のレジオネラ属菌が検出されました。今のところ、利用者から健康被害の報告はなく、市は当分の間、施設を臨時休館としました。
基準を超えるレジオネラ属菌が検出されたのは、市日の出公園温浴施設「スパ・サンライズ」の露天風呂“岩風呂”です。4月4日に行われた年2回の定期水質検査で発覚しました。
レジオネラ菌は感染すると発熱や全身のけん怠感、重症化した場合には肺炎などの症状が出るおそれもありますが、市によると、今のところ健康被害を訴える人はいないということです。
施設では週1回、浴槽の清掃やお湯の入れ替えを実施していたということです。保健所の指導のもと、浴槽の洗浄や原因の調査が行われていて、市は、安全が確認されるまでの間、施設を臨時休館するとしています。














