増加するインターネットでの犯罪に対応しようと、埼玉県警は新たに民間のコンピューターウイルスの専門家ら3人にサイバー犯罪対策の技術顧問を委嘱しました。

埼玉県警では去年、ネットショッピングでの詐欺などインターネットでの犯罪相談が過去最大のおよそ1万5000件にのぼり、今月から「サイバー犯罪対策課」を格上げし「サイバー局」を設置、増員して対策に取り組んでいます。

専門家についてはこれまで、サイバー犯罪を研究する大学教授など、3人に技術顧問を委嘱していましたが、きょう、新たにコンピューターウイルスの専門家、金融犯罪の専門家、情報リテラシー教育の専門家、合わせて3人に技術顧問を委嘱しました。

埼玉県警は「諸問題や課題を乗り越えるため、非常に大きな力になると確信している」としています。