野々村チェアマンが注目する“アルビの選手”は
注目ですか?若くていい選手がいっぱいいますよね。前線の方で三戸くん(三戸舜介選手)とか伊藤くん(伊藤涼太郎選手)とか、もちろん面白くて、将来性とか可能性もあると思うんですけど、一番気になるのは、僕は堀米(堀米悠斗選手)です。
―やっぱり特別な思いがある?
特別な思いというか、ゴメス(堀米悠斗選手)が何歳だったんだろうな。ほんと16歳とかそのぐらいから見てるので。で、ゴメスがプロになったのもコンサドーレで、一緒に“仕事”してた。
たぶん彼なんかが初めてプロになって社会に出て、一番接する機会の多い大人が僕とかだと思うので…
―その経緯を知っている方は、J2優勝の時に“シャーレ”を渡した時の2人の姿は、感慨深いものがあったのかなと思います。野々村さんはいかがでしたか。
そうですね… まずコンサドーレの社長として、堀米が新潟に移籍するという決断をしたときに、ちょっとびっくりしたんですよね。ちょっと、想像していなかった移籍をして、選手としても若干苦労した時期があったと思うんですよね。
でもキャプテンになって、J1に上がるために数年間苦しんでいた新潟をまた上にあげたというのは、大したもんだなと。
―今や新潟には欠かせないキャプテンに
小さいころからキャプテンシーはあったし…よかったですよ。
―堀米選手が成長したなという点は

難しいと思うんですよね。いろんな意味で。というのは、請われて移籍したとしてもチームがうまくいかないと、3年ぐらいでガラッと変わっていくことが良くある世界なので、移籍しても数年間同じような立ち位置でチームを引っ張り続けることができたっていうのは、やっぱりそれなりの苦労もしっかり乗り越えてきたと思うので、ゴメスの人間力みたいなところじゃないですか?














