新年度に入り、子どもたちの通学風景が戻ってきています。
子どもの事故を減らそうと、県内の通学路で一斉取締りが行われました。

取締りは山口県警の「新入学児童等交通安全強化期間」の一環で、子どもたちの登校時間に合わせて県内20か所あまりで行われました。

新生活が始まる4月は登下校に不慣れな子どもが多く、交通事故に特に気をつける必要があります。
県内で去年1年間に子どもが被害に遭った事故は118件確認されていて、131人がけがをしています。

けさは、信号機のない横断歩道で歩行者優先を守らない歩行者妨害や、スピード違反などの取締りが行われたということです。

山口南署・中村聡交通課長「子どもは不意に飛び出したり、横断歩道を手を上げて渡るとき、車が止まったのを確認しないまま渡ってしまったりするので、(ドライバーは)そういったところに注意してもらえれば」

取締りは下校の時間帯にも行われます。