地産地消の給食メニューに新たな食材が登場です。

山口県産の「押麦」を使った給食が、山口市の小学校で初めて出されました。


山口大学付属山口小学校のきょうの給食は、ハヤシライスです。

ごはんには、美祢市を中心に生産量が増えてきている「押麦」が、初めて使われました。押麦は食物繊維を多く含み、麦ごはんやスープ、リゾットなどに利用されていて、生産者らでつくる団体が学校給食での利用を進めています。

6年生の教室では、JA山口県の担当者が、押麦について説明しました。


JA山口県販売部米穀課 石川眞平さん
「体のためにも非常にいい食品ですから、ぜひ今後も食べていただきたいと思います」

給食のごはんは基本、麦ごはんですが、子どもたちにも、押麦は好評のようです。

押麦を使ったごはんを食べた6年生
「麦ごはんはとてもおいしくて、いつものごはんもおいしいのですけれど、すごく

弾力があってもちもちしていて、おいしかったです」
「家でも麦ごはんを食べているんですけれど、(家の)麦ごはん以上に弾力があって、すごくおいしかったので、また食べてみたいと思いました」


押麦は今後、山口県内の公立小・中学校の給食でも提供される予定です。