「少子高齢化」「人口減少」が加速しています。去年10月時点の日本の人口は1億2200万人あまりで、前の年と比べて75万人減少しました。12年連続の減少で、減少幅は最も大きくなりました。

総務省が発表した人口推計によりますと、去年10月1日時点の日本の人口は、1億2203万1000人で、前の年と比べると75万人減りました。

12年連続の減少で、減少幅は統計をとり始めた1950年以降で最も大きくなりました。

15歳未満の人口は1450万人あまりで過去最低に、75歳以上の人口は1936万人あまりで過去最高となり、「少子高齢化」「人口減少」が急速に進んでいます。

都道府県別にみると、人口が増加したのは東京都だけとなりました。

東京都では前の年、人口が減少していましたが、コロナ禍で弱まっていた「東京一極集中」の流れが再び強まっています。外国人を含む総人口は1億2494万7000人で、12年連続で減少したものの、新型コロナによる規制などが緩和され、入国した外国人は2年ぶりの増加となりました。