“コツコツ”骨強化には、レモンが有効
骨の強化にむけ、宝田医師が注目しているのが、「レモン」。
レモン博士と呼ばれている県立広島大学の飯田忠行教授によると、レモンの酸っぱさである「クエン酸」がポイント。
レモンには、りんごの約300倍、みかんの約6倍と、かなりの量のクエン酸が含まれています。

このクエン酸には「キレート作用」があります。カルシウムを包んで水に溶けやすくし、体内へ吸収しやすくする作用のことです。
小・中学生を対象にした調査(県立広島大学、大崎上島町、サッポロホールディングス、ポッカサッポロの共同研究)では、カルシウムを配合したレモン飲料を1日1本摂取したところ、同年齢と比較して、摂取前より1年後、2年後、3年後と、徐々に骨密度が上がったことが分かっています。
クエン酸とカルシウムを同時に摂取するには、レモン果汁・牛乳・はちみつを合わせた「レモンラッシー」などがおすすめです。
宝田医師考案「たるみ改善 リフトアップ術」

宝田医師に、今すぐできるリフトアップ術を教えてもらいました。
≪天使のエクササイズ≫
(1)胸の前で手をクロスし口を少し開ける
(2)上を向いて口を閉じ首の前の筋肉を伸ばす
(3)肩を上げて後ろに回しリラックス(息は鼻から吸って口から吐く)
※1セットを1日3回行う

十分に血行を促したら、さらに顔の筋肉に刺激を与える頬(ほほ)骨プッシュ。
≪頬骨プッシュ≫
(1)手をグーにし、小指で頬骨の下を押さえて「ひー」を発声
(2)頬骨の真ん中を押さえて「ふー」を発声
(3)耳の手前を押さえて「みー」を発声
※舌を上あごにつける、息は吐ききることがポイント
宝田恭子医師:
ほうれい線に関係がある筋肉は、頬骨についています。頬骨の下に脂肪があるので、それをしっかり押さえながら発音する。だから「顔面“骨”ケア」なんです。毎日続けてみてください。
(ひるおび 2023年4月6日放送より)